富山市ガラス美術館

第七回 富山市ガラス美術館 (隈研吾建築都市設計事務所 作)

隈研吾建築都市設計事務所の作品。今や、かの新国立競技場の設計者でも有名な 隈氏 自分なんかだと、六本木のサントリー美術館で良く知るところになった建築家です。
注)写真の転載は禁じます!
 
 
ガラスのイメージをファサードで表現している建物です。この外装は、もはや隈健吾お得意の表現となってます。
時間帯と天気で変化する外装です。愛称が TOYAMAキラリ です。
 
 
内部は、なんと吹抜となってますが、各階で位置の違う「吹抜」を作っており、斜めに組まれた「板」が空間の流れと連携間を出しています。
構造的には結構無理しています。「大丈夫かなあ」という内容。
 
 
吹抜を下から見た場合。位置が変わっていることが分かりますよね。  
 
エントランスです。1階は銀行が入っていたかと。メインアプローチは、2階からです。  
 
 
吹抜を途中階から見た場合です。板がないと、連続性が分からない感じです。
とはいえ、こういう連続性って、京都の寺社仏閣で感じることもありますね。
住宅でも こういう空間の連続性が表現できればと思いますね。
残念ながら、エレベーターは、まっすぐ上にしか進めません。
 
 
 
途中階の喫茶店。この階の喫茶店は、図書館と併設されてます。
図書館は、市の図書館。
 
 
 
図書館の書棚ですが、細かく見ると、ここまでデザインしたんだなあと思うところも。  
 
 
書棚の棚の先端。隈氏はここまでこだわったのかなあと思うところも。もっとも彼の事務所の誰かが、拘ったんでしょうけど。
悪くない 丸みと角度ですね。
 
 
 
 この廊下 実は トイレへの導線。トイレも洒落てます。  
 
   
  トイレのピクトサイン。面白い。  
 
   
 男子トイレのピクトサイン  
 
   
 女子トイレのピクトサイン  
 
   
 
   
富山県富山市西町5番1号  
 
 
鈴木大拙館といい、芸術性の高い 建築物が多い金沢。地元の柏市にあまりないのが 文化的に大きな差を感じます。  
 
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